勉強頑張っているのに成績が伸びない。
自分にあった勉強の仕方が分からない。
ということ、よくありますよね。
頑張っていてもテストの点数など成績に反映されなかったらやる気が出なくて余計に勉強するのがいやになってしまいますよね。
この記事では塾講師・家庭教師として生徒に教えていく中で、「伸びる人が多かった」勉強の方法をご紹介します。
特別な教材や方法を用いるわけではないので、誰でもやることができます。
また、基本的にすべての教科に共通している勉強法です。(特に相性がいい科目などはありますが。)
自分に合う勉強法・勉強スタイルを見つけるのが成績を上げるために重要です。
今回紹介する中で自分に合いそうなものをどんどん試してみてください。
勉強の仕方① 音読する
英語・古文漢文など言語を勉強する上で特に有効だった勉強のやり方が、この音読する方法です。
効果が出る理由は単語や熟語の文章中での使われ方を体で覚えることができるからです。
例えば前置詞の on が何回か出てくる文章を音読したことにしましょう。音読をしていると、 on が場所や時間を表す単語の前にでてくることに気づきます。
また、look on などの熟語として使われることに気づくこともあります。
このように音読をしていると、単語として覚えにくいものを「大体こんな時に使われている」とパターンで覚えることができます。
このようにパターンで覚えると、全く意味が分からない文章の穴抜き問題に出会ったときにも「多分これが入る」と感覚で分かるようになるのです。
感覚で分かればいいなら音読しなくても黙読でいいじゃんと思うかもしれませんが、音読をしてください。
黙読だと、読み飛ばしたり、目が滑ったりなどして一語一語に集中できないからです。
内容理解が目的ではなく、単語がどのように使われているかを感じることが目的なので、一語一語を見ていく必要がある音読をしてください。
勉強の仕方② 何回も同じ問題をやる(解きなおす)
全教科に効果がある勉強法が 何回も同じ問題を解きなおす です。
理由は自分の解いたことがある問題をすべて解けるようになるからです。
量をこなすことも大事ですが、解けなかった問題を解けるようにすることの方がずっと大事です。
例えば、学校の問題集、塾の問題集、自習用の問題集と同じ教科の問題集をいくつかっもっていませんか?
(用途が一緒の)問題集を何冊もこなすより、一冊を繰り返し解いた方が成績は伸びます。
理由は一冊を繰り返し解いて完璧にした方が、勉強している範囲の理解度が上がるからです。
たいていの問題集は一学年分の学習範囲を網羅しています。
そのため、理解を完璧にする上で問題集は何冊も必要ないのです。
理解度60%の問題集を三冊やるより、理解度100%にした問題集を一冊だけもっている方が勉強内容は定着するのです。
もうこれ以上学ぶことはないくらい一冊の問題集を使い倒したら、新しい問題集を買ってください。
勉強の仕方③ 分からなかったらすぐ聞く・調べる
ちょっと取り入れるだけですぐ成績が伸びる勉強法が、「分からないことをすぐ調べる」です。
理由は分かっていない部分があると記憶に残りにくいからです。
また、分かっていない部分があるとテストでの失点にそのままつながるので、分からない・知らないものはすぐ調べるを徹底してください。
分からない・知らない用語が出てきたときにはすぐ調べられるように調べるためのツール()を手元に用意しておきましょう。
後でまとめて調べるのは大変めんどくさく、やる気がでないからです。(経験談)
勉強の仕方 まとめ
本記事では全教科に応用できる勉強法を紹介しました。
誰でもできるけどちょっとめんどくさい…。と思うかもしれません。
確かに知らないものを一つずつ調べるのはめんどくさいです。
しかし、知らないものがたまってから一気に覚えるより精神的に楽なので、地道に頑張る勉強法は誰でも成果が出せる勉強法です。
この記事で紹介したものをいきなり全部やろうとするのは大変なので、まずはできそうなものを一つ実践してみてください。
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