中学生になって最初の壁は英語ですよね。日本語とは全く違う言語ですから、読めない!!というところから始まると思います。
それなのにテストでは単語の書き取りをしなければならない…となかなか大変です。
本記事では英語を学習して日が浅い中学生向けに英語の単語ってどうしたら覚えられるか、をお伝えしたいと思います。
はじめに 英語に苦手意識をもたないこと
大変だけどとても大事なことが「苦手意識をもたないこと」です。実は英語は数学など他の教科に比べてとても簡単です。
アメリカ人など英語圏の人は5歳でもそれなりに英語を喋れるんですよ?
5歳でも日常会話レベルなら習得できるのが英語、日本語を始めとする言語という分野です。
本当は日本語の方が難しかったりします。
ひらがながあって、カタカナがあって、漢字があって…。
3種類の文字を使い分ける必要がある日本語に対し、英語はアルファベット1種類のみ。
このブログが読める皆さんは実はすごいんですよ。
ですから、苦手意識を持たずに英語を勉強してみてください。
英単語を覚えるコツ① 英単語を発音できるようになること
単語を覚える上でとても大事なのが「発音できるようになること」です。
なぜなら発音できない単語はただの文字列としか見ることができないため、覚えるスピードが落ちてしまうからです。
漢字の熟語を覚えるときに読み方が分からないものより分かってからのほうが覚えやすいのと同じです。
もちろんきれいに発音できなくていいです。
カタカナ発音でもいいので、英単語の綴りを見たときに発音が分かるように練習してください。
発音をわかるようになるには以下の二点を意識してください。
- 母音の発音の種類をなんとなく覚える
- サイレントe で発音が変わることを知っておく
母音の発音の種類をなんとなく覚える
日本語の母音の発音が「あ」「い」「う」「え」「お」の五種類であるのに対し、英語は発音の種類が少し多くなります。
これが英語を難しいと思ってしまう一つの要因ではないでしょうか。
ですので、なんとなくでいいのでこの文字列はこの発音と分かるようになってください。
高校生になって慣れてくると発音記号で正しく覚えるのがいいのですが、初めのうちは日本語の母音のどれに近いかを覚えるだけで大丈夫です。(俗にカタカナ発音と呼ばれるものです。)
よく出てくるものを中心にカタカナ発音をつけました。例外となる単語はありますが、9割はこの発音表に従っています。
短母音 | カタカナ発音 |
a | ア |
u | ア |
o | ア |
i | イ |
u | ウ |
e | エ |
長母音 | カタカナ発音 |
a | アー |
ar | アー |
ear | アー |
ea | イー |
oo | ウー |
ew | ウー |
この表をしっかり覚える必要はありませんが、この表を知っているだけで初めて見た単語でも発音できるようになります。
英語を学んでいく上で発音するというのはとても大事になるのでぜひなんとなく頭に入れてください。
サイレントeで発音が変わる
サイレントeとは、「ride」「rice」など英単語の一番最後についているeのことです。
このeは読む(発音する)eではなく、直前の母音の読み方を変える記号のような役割を果たしている文字です。
具体的にはサイレントeに一番近い母音「a」「i」「u」「e」「o」がアルファベット読みに変化します。
例えば「i」の文字は「アイ」と呼ばれますが、普段は「イ」と発音します。
(例)important → 「インポータント」(大事)
ですが、サイレントeによってアルファベット読みに変化すると「アイ」と発音します。
(例)ride → 「rアイd」(~に乗る)
このように基本の読み方から変化させる効果がサイレントeにはあります。
母音が複数ある単語の場合はサイレントeに一番近い母音(サイレントe含めて最後から二番目の母音)のみが変化します。
(例)complete →「コンプrイート」(完璧にする)
このようにサイレントeで読み方が変化していきます。
(例外)
- have
- ~are となる単語
- give
- lose
これらはサイレントeにならない例外です。長い単語ではないので出てくるたびに読み方を覚えてください。
英単語を覚えるコツ② 英単語帳は短く何回も繰り返す
読み方のコツがだいたいわかったらいよいよ英単語帳を開いて覚えていきましょう。ここでもコツがあります。
それは覚える時間を「短く」するかわりに「何回も繰り返す」ことです。
残念ながら一回で覚えることができる単語はそうそう多くないです。
大体の単語は何回か忘れます。
そのため1単語に何分もかけると覚えなおすのが苦痛になってしまいます。
ですから1単語にかける時間は長くても1分にしましょう。
そのかわり、一区切りついたら戻ってきて1分見るを繰り返してください。
そうすると、一単語にかけた時間が同じでも覚える効率が格段に上がります。
1分の間にやることは「音読しながら書く」→「単語帳を見ずに覚えたか確認」の繰り返しです。
人の脳は複数の五感が刺激されたほうが覚えやすいため音読(聴覚)と書く(視覚)を同時に刺激して覚えましょう。
また、覚えたものを思い出してつかえるようにすることが目的なので、単語帳を見ずに書けるかの確認も行ってください。
一秒考えて思い出せなかったら見ながら音読して書いて覚えなおしです。
これを繰り返して1分以内にひとまず覚えた状態を作ってください。
あとは思い出す練習をする期間を少しづつ開けていくだけです。1時間→1日→1週間と感覚をあけながら復習してください。
より詳しく暗記の方法を知りたいときは別記事暗記の方法を参考にしてみてください。
また、暗記の手助けにアプリを使う方法もあります。詳しくはオススメ暗記アプリ(Android iPhone)をご覧になってください。
英単語の暗記方法まとめ
- 読み方の法則を知る
- 音読しながら英単語を書く→思い出す
- 何回も復習する
以上三つが英単語の覚え方です。一番大変なのは何回も復習することだと思います。人間誰もがそれなりにめんどくさがりやなので…。
続けるコツは毎日1分だけ見ることです。1分だけと決めると続けやすいですよね。そのうち他の単語も確認したくなります。確認したくなったら少しづつ時間を増やしてください。
詳しくは継続するコツにも書いてあります。
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